体のコラム

健康について考えるコラムです。お時間ある時にご覧ください。

むくみについて

薄着で過ごす夏場は、エアコンの冷風・冷気で思っている以上に脚が冷えますよね特に夕方になってくるとむくみ感も強まって、足首周辺を指で押してみたら“凹み”ができるなんてことも。

ひざかけなどで対策されている方も少なくないと思いますが、今回は「脚のむくみ」についてのコラムをお届けします。

脚がむくむ原因

冷えは血流を悪くするので、その結果、脚に溜まった血液や水分が循環しにくくなり、脚がむくんだりします。その主な原因としては、下記のようなものが挙げられます。

  • 運動不足・睡眠不足・ストレス
  • 塩分の過剰摂取
  • 身体の締め付け
  • 骨盤や膝・足首の歪み・O脚 など

脚のむくみをそのままにしておくと…

身体の中の血液やリンパの流れが悪くなってむくみが慢性化してしまうと、本来排出されるはずだった水分・老廃物・脂肪がその部分に停滞し続けることになり ます。すると、それが皮下組織の下にある脂肪細胞に入り込んで肥大化し、大きな脂肪の塊になります。この脂肪の塊がセルライトです。

セルライトは、血管やリンパ管などを押しつぶして流れを止めてしまうため、その部分の血流が悪くなり、むくみのあるところがさらにむくみやすくなります。そしてまた、むくみがセルライトになるといった悪循環に陥ってしまうのです。

セルライトができると…

セルライトは、脂肪が多く血行の悪いところにできやすいもので、場所によってはお肌の表面がデコボコしたりもします。一度セルライトが作られると、血液の流れは悪くなり、ダイエットをしようとしてもなかなか痩せにくくなってしまいます。

セルライトは、太っている人だけではなくどんな人でも太ももやおしりに発生しやすいのです。特に、女性の8割の方はセルライトをかかえていると言われています。

むくみ→セルライト→むくみの悪循環

むくみを減らすのに役立つ栄養素

塩分を摂取しすぎると体細胞内にナトリウムが増え、細胞外に余分な水分が溜まり、むくみやすくなってしまいます。その対策として、特に下半身に溜まった水 分と老廃物を追い出すのは「カリウム」です。カリウムには水分代謝・利尿作用の働きがあり、むくみや冷え性にとても効果的です。

(参考)カリウムを多く含む食品

カ リウムは細胞の代謝・酵素活性・神経や筋肉の興奮や収縮などの働きをつかさどる重要な物質で、肉や野菜、魚など自然の食材の多くにまんべんなく含まれるミ ネラルです。 海藻類・大豆・アボカド・セロリ・イモ類・バナナ・トマト等には多く含まれていますので、これらの食材を上手に活用してみましょう。※カリウムの摂取制限 を受けている方はご注意ください。

また、夏の果物「スイカ」には、尿の量を増やして排尿を促す・体内の余分な塩分を排出するなどの効果があるそうです。むくみを取る効果に関して言えば理想的な果物だったのですね。

脚のむくみの解消法

  • 骨盤や膝の歪みを整える→カイロプラクティックで解消しましょう♪
  • 老廃物の排泄をスムーズにする→足裏・足つぼの刺激で解消しましょう。
  • 呼吸による腹圧を強める→ウォーキングなどの軽い運動がおすすめです。
  • 筋肉のポンプ力を強める→ストレッチや足首の体操がおすすめです。

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素足を出す機会が多いこの時期、脚のむくみをしっかりケアしていきましょう。

当院のカイロプラクティックによる骨盤矯正・骨格矯正もむくみの解消に人気上昇中ですので、どうぞお試しください。