当然、食べなければ体重は減り、体脂肪率もそれにやや比例して減りますが、食べても太らない体質になったとは言えません。太らない体質とは基礎代謝の高さ、つまり体内年齢が若い身体です。10代のときはいくら食べても太らなかったのに今は・・・という経験をされた方もいると思いますが、加齢とともに代謝が落ちて脂肪が燃焼しにくい身体になっていきます。
では、どうやって基礎代謝を上げていけばよいのかを食事の観点から考えると・・・食事量の制限ではなく食事の質になります。
その質で、一番のキーワードとなるのは、どの穀物から炭水化物を摂取するかにつきます。
過去のコラムにも幾度か書かれていますが、炭水化物抜きダイエットは、身体を動かすエネルギーが補給されないので、飢餓モードに入ってしまいます。(身体が危機を感じて脂肪を溜めこもうとする自己防衛本能が働く)
よくいうリバウンド現象の多くは、この炭水化物抜きダイエットが原因となっています。
また炭水化物に含まれているブドウ糖は、脳の栄養素となるので集中力を高めたり、仕事の能率を上げたりするのに不可欠です。
では日本の食卓に欠かせない穀物、白米はどうなのか?・・・
決して身体に悪いわけではありませんが稲から精米の過程において重要な栄養素がかなり削ぎ取られます。よって大量の緑黄色野菜などからビタミン、食物繊維をとらなくてはいけません。
昔、白米を主食とした江戸で、ビタミンB不足になり富裕層を中心に脚気(かっけ)が大流行しましたが、元禄時代以前の食文化はビタミンB類が豊富な玄米、麦飯から炭水化物を摂取していたので一汁一菜の粗食でも充分な栄養を補給できました。
また発芽玄米に至ってはミトコンドリアなどの毒性も排除できているので、死角のない完璧な食品といえるでしょう。
私自身、発芽玄米と蕎麦(白米と比べ数倍のタンパク質、ビタミンB含有)中心の主食で、主菜を大豆、青魚、副菜にトマト、レタスをメインにした食生活と、一日20分の運動を1年続けた結果、体内基礎代謝年齢が20歳以上若返り、多少の暴飲暴食をしても太らない体質になりました。
主菜としている大豆は食物繊維が豊富で良質なタンパク質を摂れる豆腐や、血栓を溶かす成分の入った納豆を主体にして、青魚は魚類の中でも断トツの量のDHA、EPA(脳の活性化、中性脂肪低下、血液サラサラなどに効果絶大)を含んでいる鯖(サバ)料理を多く食べていました。
そして副菜のレタスは若返りのビタミンといわれているビタミンEが沢山含まれており(葉の緑が濃いサニーレタス、ブリーツレタスなどが特に多く含まれている)、トマトに含まれているリコピンは強力な抗酸化作用があり老化防止、美肌、ホルモン分泌促進による基礎代謝の上昇などに効果が見込めます。
上記のような食生活は、若返りだけでなく自己免疫力や自然治癒力も高まりますのでカイロプラクティックと併用すれば相乗効果で更に上位ステージでの健康と美容が見込めると思います。
カイロの目的とは?・・・
「骨の歪みを矯正し身体の辛い部分を楽にする事」と答えるカイロプラクターも数多くいます。
臨床でも、こういったニーズで来られる患者さんも多いので間違ってはいませんが、カイロの根本理念とは「骨格矯正をする事による神経機能の回復→自然治癒力、自己免疫力の向上」となります。
施術によって辛さ、痛みがなくなった後も、骨盤矯正を続ける事により、健康で美しい身体を目指す為にカイロプラクティックを有効活用して頂ければと思います。
「骨盤矯正」「食べても太らない体づくり」「自然治癒力の向上」「自己免疫力の向上」のことなら
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