産後のお母さんに多い悩みの一つ「ぽっこりお腹」。
体重は元に戻ったのに、下っ腹が「ポッコリ」したままへこまないのは何故なんでしょうか。
今回は「ぽっこりお腹」の原因と解消法についてお話していきたいと思います。
出産後お腹がぽっこりしたままなのは、単に脂肪がついているからではありません。いくつかの原因が考えられますが、その一つが“骨盤”と関係しています。
妊娠中は、妊娠~出産に欠かせない「リラキシン」というホルモンが分泌される影響によって、出産に向けて関節や靭帯が緩んできます。そして、出産時には産道を広げるため骨盤が大きく広がるのです。
産後は産前の筋肉疲労によって骨盤の支えが弱くなってしまうため、広がった状態から締めることができなくなってしまいます。
この開いてしまった骨盤によって、子宮や腸などの内臓の位置が下がり、結果としてお腹がぽっこりと出た状態になってしまうのです。
これは脂肪がついたわけではなく、内臓の位置が下がったことが原因ですので痩せたとしてもお腹は元には戻りません。
ぽっこりお腹は、骨盤が開いたままロックされている状態です。ロックを解除し骨盤を引き締めることで、内臓が上がりぽっこりお腹が解消されます。
解消法の一つとして、骨盤矯正があります。
妊娠中に緩んでしまった骨盤は、産後6ヶ月までの間は動きやすい状態にあります。
そのため、この期間に骨盤を矯正し、正しい位置に戻すのが理想です。
最後に自宅でカンタンにできる骨盤を締めるエクササイズを紹介します。
- 仰向けの状態で寝てください。
この時必ず膝は立てた状態にしてください。 - 息を吸って吐きながらヒップを引き上げ10秒キープします。
- 肛門・膣を引き締めることを意識して行いましょう。
この状態で10秒間キープしてください。
終わったらゆっくり下ろしていただいて深呼吸。
これを5回繰り返してください。
慣れてきたら、左右の膝をつけて行うと、より強度が高まります。
家事や育児で忙しいと思いますが、できる範囲でコツコツとやっていきましょう。
エクササイズを続けることができない方や続けてはいるものの効果が出てこないなどという方は、当院の骨盤矯正をお役立てください。
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